2017/06/26.不要電柱の撤去工事をレポートいたします
こんにちは。(株)ユニオン環境の辻野です。本日はある自治体様からの依頼にて市内の不要になった電柱を撤去してきた工事をご紹介します。
内容に入りますまえに少し雑学を・・・皆さん、「電柱」と「電信柱」とどちらの名称で呼ばれていますか?この2つの言葉、実はどちらかが正解というものではなく、電力会社が管理しているものを電柱、NTTさんが管理しているものを電信柱といいます。
それでは本題に入りましょう。上の写真で左側手前に写っているものが今回撤去の対象となっている電柱です。事前に現場調査したときにどのように撤去すれば安全で効率的に行えるか検討したのですが、その結果、クレーンで吊った状態でコンクリートカッターで切断。道路から出ている部分を斫(はつ)ったあとくぼんだ部分をモルタルで平らにするという方法を採りました。
こちらがコンクリートカッターで切断している様子です。切断中は結構大きな音も出るので周辺にお住まいの方々への工事内容の説明などは欠かせません。なるべくはやく切断を終えるよう効率よく作業を進めました。上部は見えませんがクレーンで切断後倒れないように予め吊ってある状態です。
こちらが切断後の電柱を吊るして撤去している様子です。吊るす対象が大きく重量もあります。細心の注意を払って慎重に行わなければなりません。
これが完了後の様子。斫ったあと穴をモルタルで埋めています。
こちらが別の箇所の撤去工事です。店舗のテントすぐ左側の電柱です。下の写真は撤去後の写真です。
写真では2か所をご紹介させて頂きましたが、全体で十数本の電柱を撤去させて頂きました。市内の色々なところに点在していたため、移動効率なども考えて工期内に無事全部を撤去することができました。
今回は少し変わった工事をご紹介させて頂きましたがいかがでしょうか。弊社としてもこれまで行ったことがない工事でした。「経験が無いから無理です」と断るのは簡単です。それでも弊社を信頼してあてにしていただいているわけですから、その期待に何とかして応えたいという姿勢をとても大切にしています。
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