2018/03/26.公衆浴場の排水系統の洗浄 その1

こんにちは。株式会社ユニオン環境の辻野です。これから2回に渡りまして公衆浴場の排水周りを洗浄して参りました様子をレポートいたします。公衆浴場ならではの設備も登場しますので是非お楽しみください!

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こちらはいつもの高圧洗浄車。

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そして強力吸引車。こちらの設備の吸引能力は強力なのですが吸引ホースの口径が大きいため今回の洗浄では一工夫必要でした。それも後程ご紹介いたします。

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こちらが公衆浴場の建物周りに多数設置されている排水枡です。計20か所ほどあります。洗浄前はこちらのように汚れが多く付着しており排水能力が低下している状態でした。

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早速洗浄開始です。高圧洗浄ホースに逆噴射ノズルを取り付けどんどん汚れを掻きとっていきます。数が多いので手際よく作業していきます。高圧洗浄のあとはブラシで排水枡もしっかりきれいにしていきます。

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こちらは別の排水枡です。高圧洗浄とブラシによる洗浄と手分けしてどんどん進めていきました。

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次はこちらです。公衆浴場によくある設備なのですが、「排湯熱交換器」といいます。公衆浴場からの排水は温度が高くそのまま排水として流してしまうのはもったいないのです。だから排水の温度を給水の方に移すことができれば給水の温度を上げるエネルギーの節約になるわけです。こちらの写真にはいくつにもわかれた水槽が見えており、そこに溜まっているものは排水のほうです。中身の構造は洗浄後の写真に写っておりますのでお待ちください。

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こちらが排湯熱交換器の洗浄の様子です。熱交換器は複雑な構造になっており、高圧洗浄で落した汚れを吸引しようにも吸引ホースが太くて奥まで届きません。そこで写真奥に写っている黒くて長いノズルを使います。タンスの後ろを掃除機で吸うときに使うアタッチメントをイメージしてください。こちらのノズル。弊社の自作オリジナルです。とても長くて細いため、小さな隙間のゴミや汚れもしっかりと吸引することができます。

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こちらが洗浄後の様子です。洗浄前には見えなかったのですが銀色の細いパイプが幾重にもわたって熱交換器内を巡っております。このパイプの中をきれいな水が通るのですが、経路を長くすることで熱の交換効率を高めているのです。

各家庭で浴室が設けられるようになってから公衆浴場を利用する人は減っているようですが、こうした浴場やスーパー銭湯などにもある仕組みで、お湯をわかすボイラーの使用エネルギーを少しでも節約することにつながっています。皆さんももし公衆浴場に行くことがありましたら、お湯につかってリラックスしながら、「このお湯も熱交換器を通ってきたのかな?」と思いを馳せて下さいね!



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