戸建住宅の排水が悪くなった原因は屋外枡に詰まったコレでした・・・ #事例紹介 2022.09.26
こんにちは。株式会社ユニオン環境の辻野です。本日は戸建住宅の入居者から寄せられました「排水の流れが悪いようなんですが・・・」の相談で向かった現場の様子をレポートいたします。
今回のご相談は住宅を建てられた工務店さんを経由していただいたものです。トイレ、キッチン、お風呂など屋内の水回りをチェックし、すべての排水の流れがよくないことから「これは屋外かも・・・」と推測し、さっそく屋外に設置された枡を確認しました。
こちらがその枡です。トラップ機能のついた枡のため奥に口径の小さい排水管が見えています。これが住宅につながっており、屋外からの虫などの潜入や臭いの逆流などを防いでいる構造です。かなりゴミなどが詰まってそうなので、まずはゴミを取り出すところから始めました。すると、中からできてきましたのは・・・
これでした。植物の根っこです。モルタル製の排水管では老朽化により根っこが侵入することがありますが、今回は塩ビパイプです。ただ、こちらの枡は前述のように機能性を持たせるために接合部があり、その接合部はパテで埋めてありますが経年劣化により隙間が生じやすいのです。そこから根が侵入したようでした。これでは排水の流れが悪くなって当然です。
一番のネックとなっていた原因がわかり、それを取り除けばあとはいつもの洗浄作業です。いくつかの枡から高圧洗浄機を使って丁寧に洗浄させて頂きました。
こちらが洗浄後の様子です。見違えるぐらいきれいになりました!!
長い年月が経っていなくても接合部など隙間が生じやすい個所からゴミや根っこが侵入し排水の流れが悪くなるという事例でした。排水の流れが悪いと感じましたら、お気軽にご相談ください!