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勾配の少ない排水管で使うユニオン環境オリジナルの秘密兵器 #事例紹介 2022.08.26

こんにちは。株式会社ユニオン環境の辻野です。

本日は勾配の少ない排水管で使う弊社オリジナルの秘密兵器が登場します。

これまで多くのマンションや市営住宅などの排水管洗浄をしてまいりました。こちらの写真は先日お伺いしましたマンションのキッチンです。「水が流れないので直してほしい」という居住者さんからの問い合わせを受けました工務店さんからのご依頼です。試しに水を流してみるとこのようにどんどん溜まっていってしまいます。

そんなときは高圧洗浄にて排水管の汚れを落としていきます。逆噴射ノズルで手前方向に汚れを落とすのでこんな感じでどんどん汚れが出てきます。そうした汚れを吸引しながらの作業となります。これまでの弊社のブログでも「高圧洗浄⇒その後に吸引」というパターンは数多くご紹介してきました。

しかしそのような工程ではうまくいかない場合があります。

こちらの写真は、ある市営住宅の居住者さんからの依頼で洗浄にお伺いしたときのものです。築年数が40年以上の場合はこのような排水管になっていることが多いのですが、勾配が少なくそもそも水が流れにくい構造になっています。このような状況では高圧洗浄を行っても洗浄水があふれてしまってうまくいきません。

まずは排水管を取り外し、中に溜まっている排水を吸引します。もちろん吸引するだけでは汚れは取れません。高圧洗浄が必要なのですが水があふれてしまう・・・

そんなときに登場するのが弊社の秘密兵器です。

こちらの写真をご覧ください。写真下部の太いホースが吸水ポンプからのものです。その先にグレーの塩ビ製のパイプが取り付けられています。パイプはT字型になっていまして、上部にも開口部があり、そこに高圧洗浄のホースを差し込んでいます。

そうです。このT字型のパイプを使うと高圧洗浄と吸水を同時に行うことができるのです。吸水しながらなので洗浄水があふれることもありません。勾配が少なくても大丈夫なのです。

「秘密兵器」なんて申し上げたのでどんなものが登場するかとご期待されたかもしれませんが、ホームセンターなどでも売っているパイプをつなぎ合せた手作りの道具でした。でも、この道具とっても重宝しております。

洗浄後は古くなっていた排水管も取り換えて作業終了です。

市営住宅、マンション、そして戸建住宅、設備の構造や大きさなど様々。そして建てられた年代によっても色々と違ってきます。どのようなタイプであっても高い品質でスピーディに洗浄できるように色々と工夫しながらがんばっております!

水の流れでお悩みの皆さん、是非お気軽にご相談ください!

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